Agent Fabricの現在地 〜 OBO・A2A・会話履歴の3つの課題から考える

はじめに 皆さんこんにちは。エンジニアの竹田です。 以前、AI Agentの権限管理を考えるという記事で、AI Agentに強い権限を渡すことの危うさと、その現実的な解決策としてのToken Exchange(RFC 8693)およびMuleSoft Agent Fabricについてお伝えしました。…

Salesforceのフロー承認プロセスとは何か? 従来の承認プロセスとの違いを整理する

概要 こんにちは、エンジニアの藤川です。 Salesforceで承認フローを組むとき、多くのエンジニアがまず思い浮かべるのは、設定画面から作る従来の「承認プロセス」ではないでしょうか。しかし近年、Salesforceは「フロー承認プロセス」という、フロー上で承…

CDI?CAI?Informaticaの2大機能をデモでまるっと理解!

こんにちは! エンジニアの虫明です。 最近フレクトでは、Informaticaに力を入れています! 社員にはCloud Data and Application Integration R36, Professional Certification(以下、Professional試験)の資格取得を推奨していて、合格の声も続々と届いて…

Claude DesktopからInformaticaのデータカタログを覗いてみた

こんにちは エンジニアの馬上です。 InformaticaのIDMCプラットフォーム*1に用意されているCloud Data Governance & Catalog(CDGC*2)を使うと、あらゆるデータソースのメタデータをカタログ化し、一元管理できます。なので、CDGCさえ見れば「どんなデータ…

Webサイトからナレッジベースを作る時の工夫2つ

LLM

みなさんこんにちは。エンジニアの佐藤です。今回は、筆者が社内でWebサイトからナレッジを構築する際に実際に利用している工夫2つをご紹介したいと思います。 今さら言うまでもありませんが、Webサイトは主要な情報発信手段の一つです。数えきれないほどのW…

Agent Network (v2)を試してみました。

こんにちは。エンジニアの上田です。 先日待望のAgent Network (v2)が公開されましたので早速試してみました。 Agent Networkは、複数のAIエージェント・MCPサーバー・LLMを組み合わせて構築・運用するためのMuleSoft Agent Fabricの機能の一つで、Anypoint …

Agentforce Vibes 2.0とClaude Agent SDKの関係

こんにちは。エンジニアの和田です。 Salesforceの提供するコーディングエージェントに、Agentforce Vibesというものがあります。 これは以前当ブログでも紹介しています。 Agentforce Vibes を使ってみた - フレクトのクラウドblog このAgentforce Vibesに…

Salesforce × Slack の連携方法について整理する

こんにちは。エンジニアの山下です。 今回は Salesforce と Slack の連携方法について書きたいと思います。 Salesforce と Slack の連携方法は歴史的経緯により複数の世代が並存しており、どれが最新の方法なのかが非常にわかりづらいです。また、古い方法の…

AI Agentの権限管理を考える 〜 Token ExchangeとAgent Fabricによる現実解

はじめに 皆さんこんにちは。エンジニアの竹田です。 最近、AI Agentの開発をしていて、もっとも重要だと感じているのが権限管理の話です。 AI Agentは賢くなればなるほど、さまざまなシステムやデータに自律的にアクセスして仕事をこなすようになります。こ…

「行動するAI」を安全に導入する

こんにちは。エンジニアの小川です。 今回は、Agentforce で AWS の IAM ユーザーを払い出すエージェントを社内向けに作った話を共有します。「行動するAI」 を安全に導入するにはどうすればいいか、という話です。 これまでフレクトのクラウドblogでは、RAG…

ClaudeからSalesforce組織をブラウザなしで操作してみた

こんにちは、エンジニアの片山です。 2026年4月のTDXで発表された Headless 360 によって、Salesforceの機能がAPI・MCPツール・CLIコマンドとして公開され、「Our API is the UI(APIこそがUI)」という言葉が現実のものになりました。これまでSalesforceと…

Salesforce 生成AI + RAG:2案件を Flow と Apex に分けた判断とは

こんにちは。エンジニアの大橋です。 今回は、Salesforce の生成AI機能(Data 360 + Prompt Template)を使った RAG システムの設計について、実案件での設計判断をベースに共有したいと思います。 前提として、RAG システムの処理は以下の流れになることが…

Muleプロジェクトの面倒な作業をClaude Codeで楽に ~ vol.1 初期セットアップ&リファクタリング編

みなさんこんにちは、エンジニアの大濱です。 今回は、MuleSoftプロジェクトの初期セットアップにClaude Codeを活用することで、どれだけ手作業を減らして生産性を上げられるか、という話題をお届けします。 MuleSoftプロジェクト、最初の「面倒の壁」 MuleS…

Agent Script でいろんなモデルを使ってみよう

みなさんこんにちは、エンジニアの浅見です。 今回は Agent Script のモデル変更に関する話題となります。 2026年の5月ごろ、ついに Agentforce Builder でエージェント/サブエージェントごとに使用する LLM モデルを個別指定できるようになりました。 Agent…

iPaaSとしてのInformaticaと、MuleSoftとの比較

こんにちは、エンジニアの大岡です。 「ETLだけじゃない!Informatica IDMCの4本柱をざっくり解説」でもご紹介したとおり、 フレクトではInformatica領域のエンジニア育成に力を入れています。 同記事でも紹介させていただいた弊社育成施策の一つである社内…