フレクトのクラウドblog re:newal

http://blog.flect.co.jp/cloud/からさらに引っ越しています

MuleSoft:Anypoint PlatformのRuntime Managerで何ができるの??

みなさまこんにちは、CI事業部の釜谷です。

フレクトでは、2020年度からMuleSoftに注力しています。
MuleSoftに興味のあるそこの貴方!是非フレクトにご連絡ください!!

今回は、以前紹介したAnypoint Platformの機能の1つ「Runtime Manager」について、紹介したいと思います。 docs.mulesoft.com

Runtime Managerは、CloudHubにデプロイされたアプリケーションを管理するサービスです。

CloudHubとは?

CloudHubは、MuleSoftのサイトでは「Anypoint Platform™のPaaS(Platform as a Service)コンポーネントです。これは、APIと統合のための、グローバルでフルマネージド、マルチテナント、安全、高可用性のプラットフォームです。」と紹介されています。 docs.mulesoft.com

このCloudHubに対して、 Anypoint Studio(MuleSoftアプリケーション開発用IDE)で開発したアプリケーションをデプロイすることができます。デプロイすることで、インターネット経由によるアプリケーションの使用が可能になります。

Runtime Managerでできること

Runtime Managerでは、以下のことが行えます。

  • アプリケーションに以下の設定が行えます。

    • Worker(アプリケーション実行用インスタンス)数
    • vCore(Workerのヒープメモリとストレージ、CPU性能)サイズ
    • 静的IP
    • プロパティ など
      f:id:flect-kamatani:20210707083302p:plain
      Runtime Manager : 設定画面
  • CloudHubにVPC、DLB(専用ロードバランサー)、VPNが構築できます。

    f:id:flect-kamatani:20210707083516p:plain
    Runtime Manager : VPC設定
    f:id:flect-kamatani:20210707085007p:plain
    Runtime Manager : DLB設定

  • アプリケーションに対して、ログ監視ができます。

    f:id:flect-kamatani:20210707082502p:plain
    Runtime Manager : ログ監視

  • アプリケーションの停止、再起動、再デプロイができます。

  • アプリケーションに対して、以下の監視アラートの設定ができます。
    • リソース(CPU、メモリ)監視
    • 死活監視
    • エラーログ出力監視  など
      f:id:flect-kamatani:20210707082802p:plain
      Runtime Manager : アラート設定

次回は、Anypoint Monitoringについて、紹介したいと思います。 本記事で、少しでもMuleSoftに興味を持って頂けたら幸いです!