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Anypoint PlatformのDesign Centerを使ってみよう(2)

みなさまこんにちは、CI事業部の釜谷です。

フレクトでは、2020年度からMuleSoftに注力しています。
MuleSoftに興味のあるそこの貴方!是非フレクトにご相談ください!!

今回は前回に引き続き、Design Centerを紹介したいと思います。

今回のトピック

作成したAPI仕様を動作確認してみよう!、です。

動作確認をするには?

API Designerのモック機能を使用します。 docs.mulesoft.com

モック機能を使用するには、2つの方法があります。

  • API Designerから使用する
  • ブラウザやクライアントツールから使用する

それぞれの方法について説明します。

API Designerからを使用する方法

  1. 動作確認したいエンドポインタとメソッドを選択します。 f:id:flect-kamatani:20210920172957p:plain
  2. Try it アイコンをクリックします。
    f:id:flect-kamatani:20210920174047p:plain
  3. sendボタンをクリックすると、モックからレスポンスが返ってきます。(「200 OK」 など)
    f:id:flect-kamatani:20210920175441p:plain

ブラウザやクライアントツールから使用する方法

  1. Mocking Service Configurationをクリックします。 f:id:flect-kamatani:20210920175507p:plain
  2. Service Setting のMake Publicを有効にします。 f:id:flect-kamatani:20210920175523p:plain
  3. Copyボタンをクリックして、URLをコピーします。 f:id:flect-kamatani:20210920175536p:plain
  4. ブラウザやクライアントツールに、コピーしたURLと動作確認したエンドポイントとメソッドを設定します。 例えば、URLが「https://anypoint.mulesoft.com/mocking/api/」、動作確認したエンドポイントが「sample」の時は、「https://anypoint.mulesoft.com/mocking/api/sample」を設定します。
  5. 接続操作をすると、モックからレスポンスが返ってきます。(「200 OK」 など)
    f:id:flect-kamatani:20210920181623p:plain

モックからレスポンスを制御する

docs.mulesoft.com

MS2-XXXXをリクエストヘッダに指定することで、レスポンスが制御できます。 例えば、以下の制御が行えます。

  • レスポンス時間を遅くしたい。
    • MS2-Delay : 500-1000、のように指定します。
  • API仕様に記載したレスポンスのHTTPステータスコードを指定して、レスポンスのHTTPステータスコードとして返したい。
    • MS2-Status-Code : 400、のように指定します。
      f:id:flect-kamatani:20210920181400p:plain

次回も引き続き、Design Centerを紹介したいと思います。

本記事で、少しでもMuleSoftに興味を持って頂けたら幸いです!